11月28日(金)、ホテル北野プラザ六甲荘にて平成26年度実践事例研究発表大会(研究大会)を実施しました。
未来教育研究所は、新しい視点を持つ若手研究者の取り組みを奨励するだけで留まらず、その研究成果を教育現場において全校体制で実践展開するモデル校にも支援をしています。こうして、教育に携わる教育者と研究者が一丸となって、そのプロセスや成果を検証・公開することによって、明日の未来の教育を皆の手で充実・発展させていこうという目的のもと、実践事例研究発表大会(研究大会)を毎年実施しています。
冒頭、髙見茂理事長からは、海外も含めた最新の教育事情についての講義があり、参加者も非常に熱心に聞き入っておられた様子でした。
4会場に分かれての成果報告(計16編)の様子
今回は、2013年度に採択された16編の研究テーマについて成果報告がされました。(詳細のプログラムは、
こちらを参照下さい)
今年度からは、過去に採択された研究テーマについて、学校現場で実践活用する「実践モデル校」として5校の学校の発表もありました。
参加者の多くは学校現場でご活躍されている先生方で、それぞれの学校や分野を越えたユニークな取り組みについて熱心に質問されていたり、教員間のネットワークづくりに資する情報収集・交換の場となりました。
成果報告会で発表された方々、本当にお疲れ様でした。
情報交換会の様子
成果発表終了後は、情報交換会を実施しました。
最新の教育情報の共有化をはじめ、学校現場で複雑多様化する生徒・保護者のニーズや、実践的な研究テーマや動向について、様々な組織の学校経営者・研究者・管理職・中堅若手教員相互の情報交換・ネットワークづくりとして有意義な時間を過ごすことができました。
来年度も引き続き、この取り組みを継続して行きたいと考えていますので、趣旨に御賛同していただける多くの方々の参加を心よりお待ちしています。