海外研修報告「生徒の学力を高める多様な取組と支援について」開催のご案内
海外研修報告「生徒の学力を高める多様な取組と支援について」
時下ますますご清祥のこととお慶び申しあげます。
平素は当研究所の活動にご理解とご支援をいただきましてありがとうございます。
さて、第4回「未来教育研究会」では、昨年8月に実施しました未来教育研究所主催
「平成 29 年度海外訪問研修」に各学校園ご推薦により参加された先生方から報告をします。
平成 29 年度研修では、「個々の学力を伸ばす取組の探求」を課題とし、ハワイ州の公立
学校、私立学校、チャータースクール等を幅広く訪問し、各校取組の成果と課題、指導の
工夫、学習環境支援、また、現在注目されているPBIS(ポジティブな行動介入と支援)
の実際等、個々の児童生徒を大切にした学力向上の工夫について知見を深めました。
教育分野においてこそグローバルな視野が求められる中、海外における実際の教育事例
に触れることは、異なる文化的・社会的背景を踏まえたダイナミックな発想や、課題解決
に向けたシステマティックな方法等ひとつひとつに新鮮な学びがあり、大変貴重な機会と
とらえております。皆様がこれからの教育をお考えになる上での一助となれば幸いです。
ご多用とは存じますが、ぜひご出席くださいますようご案内申しあげます。
記
1 日 時 : 平成29年9月30日(土) 受付開始14時 14時30分~17時 (講演、質疑応答含む)
2 場 所 : 兵庫県私学会館 206 号室 (神戸市中央区北長狭通 4-3-13)
3 テーマ : 海外研修報告「生徒の学力を高める多様な取組と支援について」
ハワイ州公立学校、私立学校、チャータースクール訪問
4 発表内容および発表者(発表順) :
○ 一人ひとりの個性を伸ばす教育観とそれを取り巻く環境:
私立アセッツスクールの取組より ―No one is to be left alone.―
西﨑 善久 (兵庫県播磨高等学校)
○ PBIS(ポジティブな行動介入と支援)の取組とその可能性
―ワシントンミドルスクールの実践例から考える―
山田 尊文 (京都学園中学高等学校)
○ ネイティブハワイアン教育から見る21世紀型教育
―カメハメハスクールの報告を軸に―
土屋 智裕 (洛陽総合高等学校)
○ アメリカにおけるチャータースクールの役割 ―ハワイ州オアフ島の課題と
ニーズに応えるマラマホヌアパブリックチャータースクールを事例に―
青木 友平(啓明学院中学校・高等学校)
※PBIS(Positive Behavioral Interventions and Supports:ポジティブな行動 介入と支援)とは…
子どもの適切な行動の増加 、さらには QOL の向上を目的とし、応用行動分析を実践上の主な基 盤として、多層支援モデルによる支援を学校や学級などの 集団全体でシステムとして行う取り組 み
(Carr et al., 2002; Horner & Sugai, 2015 ) 〔出典:PBIS 研究会ホームページより抜粋〕
5 参加申込 : Eメール、電話、FAX、郵送・送付で、未来教育研究所 藤田まで、
ご所属とお名前を3月 16 日(金)までにお知らせください。参加費は無料です。
Eメール:info※mirai-kyoiku.or.jp (※をアットマークに置き換えてください。)
TEL:078-333-7611 FAX:078-333-7612
住所:〒650-0012 神戸市中央区北長狭通 4-3-13 兵庫県私学会館8号室